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頭痛とペパーミント



朝起きた時からぼんやりと
「頭が重だるい」と感じていました。



数日前から、「頭痛がする日」と「大丈夫な日」が
交互につづいていて、



風邪やインフルエンザにかかったのとは違うような


疲れなのか、ホルモンバランスの乱れが原因なのか
わからない状態が続いていました。



出社して仕事を始めると、
時間を追うごとにだんだん頭痛はひどくなり、


お昼ごろには
そのあと予定されている会議や、夜の飲み会に
参加できないかも・・


と思うほどひどくなっていきました。


わたしは昔から頭痛体質で、


病院に行っても検査してもどこも悪くない、
医師からは


あなたの頭痛は「緊張性頭痛でしょう」と
診断されていました。


頭痛に耐えながら、当時はゼラニウムの精油(アロマオイル)で

乗り切ったなあ、なんてことを思い出していました。


もう十数年前になりますが、


ゼラニウムでケアし始めてから、
ほとんど頭痛はしなくなりました。

(香りの力でストレスが緩和され、痛みが抑えられ、ホルモンバランスも整ったのだと思います)


あれから十数年・・


あまりに久しぶりのひどい頭痛に戸惑いながら、


「ああ、そうだペパーミント使おう!」
(どこかで聞いたフレーズですね・・・)
とふいに思い立ちました。



精油は植物の香り成分が凝縮されたものなので、
わたしたちは精油を直接肌につけることはおすすめしていません。



わたしも、いつも使っている無香料のアロマ用ジェルを使って
即席の「鎮痛ミントジェル」を作ってみました。




【つらいときに・・・鎮痛ミントジェル】
無香料のジェル(今回はbaseジェルベース)小さじ1
ペパーミント精油 2滴


小さなクリーム容器にジェルを入れ、
精油を滴下して、楊枝などでしっかり混ぜたら完成です。



今回わたしは「左のこめかみの奥」が痛んでつらかったので
そこに少量のジェルを擦り込みました。


10~15分すると痛みが少し和らいできました。


そこでそれぞれ20分ほど間をあけて計3回、
ジェルを擦り込んだところ


1時間で私の頭痛はどこかへ行ってしまいました!!


会議も無事出席でき、飲み会にも参加することができました。


ペパーミントには、皆さんご存知のスーッとする成分、
ℓ (エル)メントールが含まれています。


ℓメントールは「冷却作用」とともに「強い鎮痛作用」が期待できます。


精油(アロマテラピー)は病気を治療するものではありません。

お薬それに準ずるものでもありません。


ですが、日々の「ちょっとした不調」を健やかに乗り切る

助けになってくれる心強い存在です。


それを知ったうえで、

上手く精油(アロマオイル)と付き合っていける

そんな人がたくさん増えてほしいな、と改めて感じた出来事でした。




◆◆◆◆ご注意◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ペパーミントはお肌の弱い方や高齢者、お子さんには皮膚刺激を与えてしまう
可能性があります。お顔(こめかみ含む)はデリケートな場所でもあります。
お肌が敏感な方は濃度を減らして、お肌につける量も減らすなど、注意しながら
自己責任のもと、お使いくださいますよう、お願いいたします。

妊婦さんは使用を控えることをおすすめいたします。

また、精油が目に入らないよう、注意してお使いくださいませ。

頭痛の種類によってはメントールの刺激が逆効果になることも
あるようです。気になる頭痛が続く場合は精油をご使用になる前に              専門医の受診をおすすめいたします。

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尾崎 良有心 (Yoko Ozaki)

尾崎 良有心 (Yoko Ozaki)

フレーバーライフアロマテラピースクール・マネージャー

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