アロマで不安な気持ちを静める方法
不安な時に心に寄り添ってくれるかんきつ系精油と
不安な気持ちに寄り添ってくれる香りの嗅ぎ方のコツをご紹介します。
「朝起きた時、何となく気分がすぐれない」
「少し気持ちが落ち込んでいる」
そんな方に試していただきたい方法です。
ティッシュやコットンに香りをつけて嗅ぐ
時間は5分くらいが目安
アロマで不安な気持ちを静めたいときは、5分くらいしっかり「嗅ぐ」ことが大切です。
ティッシュやコットンなどに1~2滴たらして、5分だけでいいので香りを「嗅ぐ」ことを
試してみてください。
手でそのまま鼻先に持ってきて、5分じっとしていてもいいのですが、
手がしびれたり、つらくなってし場合はティッシュやコットンを
ダブルクリップや洗濯ばさみなどで留めてみてください。
香りを嗅ぐ間には別のことをしない
この時間は「ながら」をおすすめしません。香りを感じながら
5分、ゆったりと楽なところに腰かけて自然な呼吸を心掛けてください。
テレビを見る、携帯をいじる、本を読む、お仕事をする、メールを書く
これらの行動は、5分経ってから。
ビフォーアフターを取る
香りを楽しむ前と後で気分に変化があったか、感じてみてください。
良い変化は意外と意識していないと感じ取りにくいもの。
人は成果が見えてはじめて「続けてみようかな」という気になるもの。
せっかくの変化を見逃さないでくださいね。
簡単に試せる方法を選ぶ
続けられそう、と思ったらつづられる環境を整えることが大事です。
ティッシュやコットンを毎回ダブルクリップや洗濯ばさみなどで留めるのが面倒、
と感じたら、アロマ(精油)をたらして胸元に貼るだけ、という香りを楽しめる
シールもあります。
ピタッとアロマクリア
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心に寄り添うかんきつ精油3選
ネロリ
ビターオレンジの花から取れる貴重な精油(アロマオイル)。
厳密にはかんきつ系ではありませんが、フローラルで濃厚な香りの中に
爽やかさを感じられる香りです。
不安な気持ちに役立つリナロール、ゲラニオール、
神経強化に役立つα-テルピネオールなどが含まれています。
マンダリン
温州みかんやタンジェリンと同じグループに属します。
オレンジを少し穏やかにしたような香りが特徴。
私達が冬に食べるミカンはマンダリンの分類です。
不安な気持ちに働くアンスラニル酸ジメチルがほんの少量含まれています。
ベルガモット
グレープフルーツ大のかんきつの実の皮から取れる精油。
酸味が少なくさっぱりとした甘みのある香りです。
男性のコロンなどにもよく使われている、ユニセックスな香りです。 不安な気持ちに働く酢酸リナリル・リナロールと
元気をくれるリモネンがバランスよく含まれています。
かんきつの精油は心を照らしてくれる
わたしは今から25年前、
ストレスで会社に行けない時期がありました。
気分が落ち込み、
早朝に目覚めると不安感が襲ってくる・・。
そんな時期が3か月ほど続きました。
その時助けてくれたのがかんきつの香りたちです。
当時はコットンに精油をたらして
駅まで片手運転で通勤していました。
香りのおかげでなんとか会社に行ける日が増えていったのです。
曇りの日や雨の日はセロトニンが出にくいので、
わたしは今でも香りを楽しむ生活を続けています。
<ご注意>
・精油は疾病を治療したりするものではありません。
生活の中に取り入れると、豊かで心地よい気分で過ごせる、そんな植物からの贈り物です。
・心が本当につらい時には心療内科など医療機関の受診を視野に入れてください。
・お肌に直接精油が触れないよう、注意して香りを楽しみましょう。