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おうちでゆったり、お花見を楽しむ方法


昨日、週末の外出を控える事を要請する都知事の会見が行われました。



東京では桜が満開を迎え、温かい日も増えてきて、
本来なら今週末はお花見日和・・・。



でもこんな時だからこそ、家でゆったり過ごしたり、

普段忙しくてできないことをするのもいいかもしれません。



我が家では、お花見に出かける代わりに
水盤(生け花や盆栽に用いる浅い器)に水を張り、
桜を浮かべて「家でお花見」をすることにしました。



専用の器がなくても
陶器やガラスの浅い器(お皿)があれば、
家で桜を楽しむことができます。



桜はどうやって集めるかというと、

咲いているものを切ったりするのではなく、地面に落ちているものを拾います。


桜の木の下の地面を見ると、

時々桜が、お花の形のままとてもきれいな状態でたくさん落ちていることがあります。



鳥が、蜜を吸うために桜の花をくちばしでついばみ、

蜜をすった後、下に落としていきます。


散る前の、まだ生き生きとしている桜の花が地面に落ちているのが

何とももったいないので、そっと拾い集めて持ち帰ります。


そうすると、桜のお花の形のまま、

とてもきれいな状態で水盤に浮かべることができます。



それを、今年はソファーテーブルにそっと置いてみました。


すると・・・

川沿いに咲いている桜が散って水面に浮かんでいるの様子が
目に浮かんできます。

(何となくですが・・・)


今年はとても心地の良い、

ゆったりとした「お花見」をすることができました。



ちなみに、

桜の花の香りには精油のローズオットーにも含まれる
フェニルエチルアルコールが含まれているそうです。


桜はバラ科の植物ですので、

香りにも共通点があるのですね。



参考図書

調香師の手帖 香りの世界をさぐる (朝日文庫) 
中村 祥二  (著)



おうちに春を呼び込む、ちょっとした工夫。

この季節だけの楽しみです。


ご自宅のそばに桜が咲いていたら・・・。
ぜひ、試してみてください。

尾崎 良有心 (Yoko Ozaki)

尾崎 良有心 (Yoko Ozaki)

フレーバーライフアロマテラピースクール・マネージャー

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